AION2グローバル公式は2026年7月17日、開発チームだより「Team Update」で、アーリーアクセス(先行プレイ)期間のサーバー構成と各システムの動き方を解説しました。ファウンダーズパック購入者の5日間先行アクセスがどういう環境で行われるのか、公式がまとめて説明したのは今回が初めてです。日本を含むグローバル版でクラスやサーバーを考えるうえで重要な情報のため、要点を整理します。
※本記事の用語(リリースサーバー・サーバー取引所・統合取引所・サーバー移動)は、公式の日本語版告知「アーリーアクセスに関する追加のご案内」の表記に合わせています。
発表内容: 5つのポイント
1. サーバーは「アーリーアクセスサーバー」と「リリースサーバー」の2波構成
アーリーアクセス開始時に第1波のワールドサーバー群「アーリーアクセスサーバー」がオープンし、当初はファウンダーズパック(どのエディションでも可)の購入者だけが入れます。正式リリース時には第2波の「リリースサーバー」が新規オープンし、プレイヤーは好きなサーバーを選択可能。パックを買っていない人も、リリース時点で空きがあればアーリーアクセスサーバーに合流できます。
2. ダンジョンのパーティーマッチングは「地域圏内の全サーバー横断」
アーリーアクセス期間中、パーティーマッチングは同一地域圏(日本は「アジアワールド」)のアーリーアクセスサーバー全体を横断して行われます。自分のサーバーだけでマッチング相手を探す必要はありません。正式リリース後は、リリースサーバーも含めた地域圏全体にマッチング対象が広がります。
3. アビスのマッチングは「進行度の近いサーバー同士」
天族と魔族のサーバーは分かれており、両勢力はアビスで衝突します。アーリーアクセス期間中のアビスマッチングはアーリーアクセスサーバー同士のみ。正式リリース後は、各サーバーの進行度・強さを基準に、近い段階のサーバー同士がマッチングされます。後発サーバーが先行サーバーに一方的に踏まれる事態を避ける設計です。
4. 取引所は2種類。「統合取引所」はリリース後に開放
取引所は「サーバー取引所」(自分のサーバー内のローカルな取引スペース。ギーナで売買、アーリーアクセス開始時から利用可)と、「統合取引所」(地域圏内の全サーバーを繋ぐ大市場)の2本立てです。統合取引所はアーリーアクセス・リリース時点では利用できず、参加サーバーの進行が揃った後に開放されます。詳細は開放前に改めて案内するとしています。
5. サーバー移動サービスを確約
「仲間と一緒に遊べることを重視している」として、AION2サーバー移動サービスの提供を確約しました。アーリーアクセスとリリース後のサーバー人口を評価し、混雑緩和を目的に運用する方針で、詳細は近日中の専用告知で案内予定。それまでの間も、別サーバーの友人とはダンジョンのパーティーやフレンド登録が可能です(韓国版では7月22日からサーバー移転が先行実施されており、実施内容の例が参考になります)。
気になる点: EAサーバーからリリースサーバーへ移動できる?
先行サーバーと正式サーバーが分かれる構成で必ず話題になるのが「あとから移動できるのか」です。結論から言うと、アーリーアクセスサーバーとリリースサーバーの間の移動が可能かどうか・いつからかは、現時点で公式に明言されていません。
判断材料になる記載は次のとおりです。
- 今回の告知では、移動サービスは「アーリーアクセスと正式リリースの後に、サーバー人口を評価したうえで混雑緩和を目的に運用する」という書き方で、リリース初日から使える機能ではなく後日提供の位置づけと読めます
- 7月8日のTeam Update(ビジネスモデル編)の脚注では「アーリーアクセス期間中、アーリーアクセスサーバーは別のマーケットとPvPマッチングを持つ」と明記されており、少なくともEA期間中のサーバー間移動は想定されていない書き方です
- 先行する韓国版では、サーバー移転の初実施はリリースから約8か月後でした。グローバル版は最初から提供を「確約」している分、対応は早まる可能性がありますが、時期は専用告知待ちです
他のMMOでも先行サーバーと正式サーバーの行き来が可能になるまで時間がかかった例は多く、AION2も同じ課題は抱えています。ただし前述のとおり、ダンジョンはリリース時点でEA・リリースサーバー横断マッチングになり、後発組が空きのあるEAサーバーへ合流する道もあるため、「友達と遊べない」問題は移動サービスを待たずにある程度回避できる設計です。
重要ポイント
- ファウンダーズパック勢と無課金勢でサーバーの入口が変わるため、フレンドと一緒に始めたい場合はパック購入の有無を事前に揃えておくのが安全です(ファウンダーズパックの既報)
- ダンジョンは地域圏マッチングのため「過疎サーバーでパーティーが組めない」リスクは小さめ。一方、取引所は当初サーバー単位なので、サーバーの人口は経済面に効きます。本国で起きたサーバー集中の教訓は考察記事を参照
- 移動サービスの確約により、初日のサーバー選びの失敗はあとから挽回できる余地があります
まとめ
アーリーアクセスは「先行サーバー群で始まり、リリースで新サーバーと合流していく」2段構えです。マッチングは広く、経済は当初狭く、移動の道は確保済み — というのが公式の設計方針。【更新 2026-07-23】アーリーアクセスは9月30日から5日間と発表されました(ファウンダーズパック発売開始の記事を参照)。正式リリース日は引き続き未発表のため、続報が入り次第お伝えします。
出典: AION2グローバル公式|Team Update: Early Access: How It Will Work(英語)