AION2のPC選び|快適に遊べる構成例の目安

AION2 Times 初心者ガイド

AION2のグローバル版(日本含む)は2026年9月にPC(Steam/PURPLE)でリリース予定です。Unreal Engine 5採用の大規模MMORPGだけに、「今のPCで動くのか」「買い替えるならどのクラスか」が気になる人は多いはずです。この記事では、Steamの公式動作要件をベースに、現行パーツでの構成例を”目安”として紹介します。公式要件そのものの詳細は動作スペック解説をご覧ください。

まずは公式要件のおさらい

Steamストアページに掲載されている要件の要点は次のとおりです。

項目 最低 推奨
CPU Ryzen 5 2600/Core i5-10500 Ryzen 7 3700X/Core i7-11700
GPU GeForce GTX 1050 Ti(4GB)/Radeon RX 470(4GB) GeForce RTX 2070(8GB)/Radeon RX 5700 XT(8GB)
メモリ 8GB 16GB
API DirectX 12 DirectX 12
空き容量 100GB 100GB

ポイントは、最低要件が2016〜2018年ごろのミドル帯GPUでも届く一方、推奨はRTX 2070とやや高めなことです。UE5タイトルとしては標準的な要求水準といえます。

いまのPCのスペックを確認する方法

買い替えを考える前に、まず今のPCが要件をどれだけ満たしているか確認しましょう。Windowsなら追加ソフトなしで確認できます。

方法1: 設定の「バージョン情報」で確認(いちばん簡単)

スタートボタンを右クリック →「システム」を選ぶと、設定の「バージョン情報」が開きます(設定アプリから「システム」→「バージョン情報」でも同じ画面です)。「デバイス情報」の欄で、プロセッサ(CPU)・実装RAM(メモリ)・グラフィックスカード(GPU)をまとめて確認できます。

Windows 11の設定「バージョン情報」画面。デバイス情報でプロセッサ・実装RAM・グラフィックスカードを確認できる

この例では「Ryzen 9 7950X3D/メモリ32GB/RTX 4070 Ti SUPER」なので、推奨要件を余裕で満たしていると分かります(③の余裕構成クラスです)。

方法2: dxdiag(DirectX診断ツール)で確認

キーボードのWindowsキー+Rを押し、「ファイル名を指定して実行」にdxdiagと入力してEnterを押すと、DirectX診断ツールが開きます。最初の「システム」タブでプロセッサ・メモリ・DirectXのバージョンを確認できます。

dxdiag(DirectX診断ツール)のシステムタブ。プロセッサ・メモリ・DirectXバージョンを確認できる

上部の「ディスプレイ」タブに切り替えると、GPUの名前と表示メモリ(VRAM)が確認できます。AION2の要件表と見比べるときは、この「名前」欄のGPU型番を使ってください。

dxdiagのディスプレイタブ。GPUの名前と表示メモリ(VRAM)を確認できる

構成例の考え方(注意)

以下の構成例は、公式要件のパーツと現行世代の一般的な性能比較にもとづく目安です。実際の動作快適度は解像度・画質設定・シーン(大人数PvPなど)で大きく変わり、リリース前の現時点で日本版での実測はできません。断定的な「これなら絶対快適」という基準ではない点にご注意ください。

目的別の構成例(目安)

① まず動かしたい(最低要件クラス)

  • CPU: 公式最低のRyzen 5 2600/Core i5-10500相当以上(現行世代ならエントリー帯でも満たせます)
  • GPU: GTX 1050 Ti相当以上(現行ならRTX 3050、GeForceでなければ同クラスのRadeonも候補)
  • メモリ: 公式最低は8GBですが、実用上は16GBを強くおすすめします
  • ストレージ: SSDに100GB以上の空き

フルHD・低〜中設定で「プレイ自体はできる」ラインの想定です。大規模戦闘では設定をさらに下げる前提で考えておくとよいでしょう。

② 推奨要件を満たして遊びたい(標準)

  • CPU: Ryzen 5 5600/Core i5-12400クラス以上(公式推奨のRyzen 7 3700X/Core i7-11700と同等以上にあたる現行ミドルの目安)
  • GPU: RTX 4060クラス以上(ベンチマーク比較サイトではRTX 2070比で同等〜2割程度上とされます。RTX 3060 Ti、RadeonならRX 7600クラスも同等の目安)
  • メモリ: 16GB
  • ストレージ: NVMe SSD(読み込み速度に余裕)

フルHD・中〜高設定を想定した、これから買うなら基準にしやすいラインです。BTOパソコンでは「RTX 4060搭載・メモリ16GB」構成が比較的手頃な価格帯から見つかります。

③ 高解像度・大規模戦闘まで余裕を持ちたい

  • CPU: Ryzen 7 7700/Core i7-13700クラス以上(大人数が集まる場面はCPU負荷も高くなりやすいため)
  • GPU: RTX 4070クラス以上
  • メモリ: 32GB
  • ストレージ: NVMe SSD 1TB以上

WQHD以上の解像度や、要塞戦・アビスなど大人数が集まる場面でも設定を保ちたい人向けの余裕構成です。

参考: 韓国版プレイヤーの実測報告

先行サービス中の韓国版では、プレイヤーコミュニティやメディアによる実測報告が共有されています。いずれも韓国版での報告値であり、グローバル版の動作を保証するものではありませんが、構成選びの現実的な手がかりになります。

  • RTX 5080+Ryzen 7 9800X3D(4K・フルオプション): ネイティブ解像度+DLSS・フレーム生成ONで最高94fps、スケーリングを「高性能」にすると最高252fps。DLSS・フレーム生成を切ると60fps台まで落ちるという実測です(ハードウェアコミュニティの報告)
  • RTX 5070(フルHD): 高設定のままでは平均110fps以下、解像度スケール「バランス」+エフェクト品質最低+DLSS・フレーム生成で平均140fps以上(PCバン業界メディアの検証)。同検証では、RTX xx60クラスでも設定を調整すれば人口密集エリア以外で平均130fps以上を狙えるとされています
  • メモリ使用量は13.5〜15GBという報告があり、「公式最低の8GBではなく16GB以上を」という本記事の目安とも符合します

また、大人数戦闘の定番対策として「プレイヤーエフェクト表示をパーティーメンバーのみ/自分のみに絞る」設定が広く共有されています。総じて、アップスケーリングを前提に設定を調整すれば、ミドル帯GPUでも高フレームレートを狙えるというのが韓国版での傾向です。ハイエンド構成でも4Kネイティブでは重いため、解像度を上げたい人ほどアップスケーリングの活用が前提になります。

アップスケーリング対応は追い風

韓国版では2026年7月15日のアップデートでAMD FSR 4とNVIDIA DLSS 4.5への対応が追加されました(グローバル版での対応内容は現時点で未発表です)。アップスケーリング(低い解像度で描画して高解像度に引き伸ばす技術)が使えると、ミドル帯GPUでも画質と負荷のバランスを取りやすくなるため、グローバル版にも同様の対応が入れば②の構成の実用性はさらに高まります。

まとめ

公式要件は「最低GTX 1050 Ti/推奨RTX 2070」で、現行パーツならGPUはRTX 4060クラス、CPUはRyzen 5 5600/Core i5-12400クラスが推奨ラインの目安になります。メモリは公式最低の8GBにこだわらず16GBを基準に、ストレージはSSDで100GB以上の空きを確保しておきましょう。

プラットフォームや起動環境(Steam/PURPLE)については対応プラットフォーム解説を、リリース前の準備は事前登録ガイドもあわせてどうぞ。

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