韓国版AION2で2026年9月2日(水)、定期メンテナンス後のアップデートが実施されました。目玉は新しい大規模PvPイベント「時空の亀裂 争奪戦」(仮訳)で、陣営ごとに最大200人が入場し、領地内の駐屯地を奪い合います。
あわせてアビスのネームドボス「監視者カイラ」(仮訳)が確定出現に変わり、テンプラー・チャンター・グラディエーターのスキルにも手が入りました。今回は珍しく、翌週に予定しているクラス変更の予告も同じノートに載っています。グローバル版での実装時期は発表されていません。
「時空の亀裂 争奪戦」の概要
ベルテロン、アルトガルド(アルトガルドは仮訳)の2領地で発生する陣営対抗イベントです。天族と魔族が攻撃側・防衛側に分かれ、領地内の駐屯地の過半数を占領するか、守り切るかを競います。
開催は毎週月・木・土曜の20時と23時の2回です(時刻は公式ノートの表記のまま)。攻撃と防衛は週単位で入れ替わり、1週目はベルテロンで天族が防衛、2週目はアルトガルドで魔族が防衛という運用になります。
参加条件
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| キャラクターレベル | 50以上 |
| アイテムレベル | 4,500以上 |
| 戦闘力 | 500.0k(50万)以上 |
| 実績 | 「ベルテロン駐屯地掃討VI」「アルトガルド駐屯地掃討VI」の完了(仮訳) |
参加申請には「イベントの鍵」(仮訳)を1個以上持っている必要があります。鍵は週に3個ずつ自動でチャージされ、イベント報酬を受け取った時点で1個減ります。申請ボタンが出るのは防衛側の領地だけです。
進行の流れ
- 入場人数は陣営ごとに最低60人から最大200人
- 時空ポータルの生成から5分でイベント開始、そこから25分間
- 参加できるのはポータルが維持されている10分間
- 争奪戦の進行中は遠征・超越・聖域など他のコンテンツを利用できない
準備時間が終わると自動的にS-PVPモードが有効になります。戦えるのはS-PVPモードのキャラクター同士だけで、フィールドのモンスターやNPC、通常モードの他キャラクターは攻撃できません。ただしフィールドの警備兵からはS-PVPキャラクターが攻撃されます。
オプション設定で、S-PVPキャラクターのネームプレートと外見を単一化する表示も選べます。大人数戦での視認性を確保するための仕組みとみられます。
勝敗の決め方
防衛側領地の5つの駐屯地が1グループを構成し、イベント発生時にA・B・Cの3グループから1つがランダムで開放されます。駐屯地の内外に置かれたモノリス3個をすべて破壊すると、その駐屯地の占領成功です。
5つの駐屯地のうち3つ以上を占領すれば攻撃側の勝利、制限時間内に過半数の占領を防げば防衛側の勝利となります。
報酬はモノリスの破壊、守護兵の撃破、敵陣営キャラクターの撃破で貢献度を稼ぎ、最低貢献度を満たした人にクラス別の貢献度ランキングに応じて配られます。途中退場と再入場も可能で、死亡して元のサーバーに復帰した場合も一定時間は参加状態が保たれます。
争奪戦専用のキスク(仮訳)も追加されました。雑貨商人かそよ風商会で購入でき、パーティーやフォースに関係なく誰でも登録・脱退できて、レギオンキスクより収容人数が多い仕様です。設置と使用ができるのは攻撃側だけです。
なお争奪戦の中での戦闘は、フィールド実績や「時空の亀裂」シーズンミッションの撃破カウントには反映されません。PvPの全体像はPvP解説で解説しています。
アビスの変更
エレシュランタ下層(仮訳)に出現する「監視者カイラ」の出現確率が20%から100%に変わり、0時を基準に4時間ごとの出現になりました。出現位置は毎回ランダムで、位置による確率の差はないと明記されています。
アビスのボスと次元核(仮訳)は、能力値とPvPで得られる貢献度の数値がさらに大幅に上方修正されました。この数値は今後さらに調整される可能性があるとされています。アビスのボスの能力値引き上げは8月19日、8月26日に続いて3週連続です(併記される対象は回ごとに異なり、8月19日はアーティファクト、8月26日以降は次元核でした)。
クラス変更
テンプラー
「猛烈な一撃」を使うスキル連携で効率が落ちる問題を補い、ダメージを再配分してスキル選択の幅を広げる調整と説明されています。
| スキル | 変更内容 |
|---|---|
| 猛烈な一撃/会心の一撃/必死の一撃/威嚇の猛打 | PvEダメージ30%上方。4番特化「懲罰」の再詠唱時間短縮が1秒から2秒に変更 |
| 審判 | PvEダメージ15%上方 |
| 懲罰 | PvEダメージ20%上方 |
| 連続乱打 | PvEダメージ10%下方 |
| 戒めの一撃 | PvEダメージ20%下方 |
※公式ノートは「猛烈な一撃/会心の一撃/必死の一撃/威嚇の猛打」の行に「4番特化『懲罰』の再詠唱短縮1秒→2秒」と記載していますが、ゲーム内データでは「懲罰」の再詠唱を短縮するのは「戒めの一撃」の4番特化で、猛烈な一撃系の4番特化は「庇護の一撃」の短縮です。公式側の表記ゆれとみられ、本記事は原文の表記のまま掲載しています。
チャンター
「回転撃」を遠距離攻撃スキルに転換してダンジョン戦闘の柔軟性を確保し、ダメージ調整で実戦のDPSを補ったという説明です。
| スキル | 変更内容 |
|---|---|
| 回転撃 | 20mの遠距離広域スキルに変更。PvEダメージ50%上方、再詠唱時間15秒→30秒、MP消耗100→250、グロッキーゲージダメージ10→15 |
| 百裂撃/破裂撃 | PvEダメージ50%上方 |
| 打撃砕 | 再詠唱時間10秒→15秒 |
グラディエーター
一定レベル以下のスティグマ効果を持っているとパッシブが働かない不具合の修正です。「保護の鎧」(仮訳)は均衡の鎧15レベル未満、「巧みな反撃」は波動の甲冑10レベル未満、「殺気破裂」は波動の甲冑15レベル未満のバフを持っている場合が対象でした。
翌週の予告
- テンプラー: シールド強打が基本の移動可能スキルに変わり、モーションを改善
- アサシン: 幻影分身の最中に追加ダメージ効果を追加、打撃感を改善
- スピリットマスター: 元素融合のバグ修正後に下がったDPSをさらに改善
- クレリック: 相対的に不足しているダメージを調整し、PvEのDPSを改善
8月26日の大型調整「クラスコンセプト強化」と、その翌日の臨時点検から、クラス調整が毎週続いている状況です。各クラスの役割はチャンター解説などの個別記事で紹介しています。
その他の変更
シーズンミッションでは「天軍/魔軍の誇り」と「白色/黒色の旗をなびかせて」(いずれも仮訳)が統合され、ベルテロン・アルトガルド・エルテネン・モルヘイムのどこでも相手陣営プレイヤーを倒せばカウントされるようになりました。ただし争奪戦でのキルは含まれません。
突破石の欠片(刻印)、調律石の破片(刻印)、継承石の欠片(刻印)、アルカナ錬成結晶とその欠片(刻印)、不安定なスティグマシャード(刻印)などの最大スタック数も引き上げられました。反映されるのはキューブ(インベントリ)の整列機能を使ったときです。
修正では、神秘の結晶・調和の結晶・高潔な結晶(いずれも刻印。調和の結晶は仮訳)の雑貨商店での販売価格が5,000ギーナに直されました。遠征「浸食されたデウス研究基地」と超越「デウス研究基地」のボス「アティエル」(仮訳)で、特定スキルの被弾タイミングが動作と合っていなかった問題も修正されています。
戦闘中や飛行中に次元侵攻へ入場できない現象も直りました。ただしモバイル環境の修正は9月9日のアップデート予定とされています。
回収と復旧では、8月26日のアップデート以降、販売登録と一括販売の機能が誤作動して意図せず大量にアイテムを売ってしまう事例が確認されたと説明されました。該当者は[アイテム復旧]>[NPC商店販売アイテム]の復旧回数が初期化されます。
まとめ
今回のアップデートは、最大200人規模の陣営戦を新設した点が最大の変更です。参加には戦闘力50万と実績の完了が要るため、当面は上位層向けのコンテンツになりそうです。
クラス面では、テンプラーの火力配分の組み替えと、チャンターの回転撃の遠距離化が大きな変更にあたります。グローバル版でこれらがどう反映されるかは発表されていません。本記事は韓国版の調整内容であり、NCはバランス調整を韓国・台湾版とグローバル版で別のチームが担当すると説明しているため、10月5日開始のグローバル版が同じ数値で始まるとは限らない点に注意してください。
【追記 2026年9月4日】翌日からの9月3日・4日には臨時メンテナンスが2日連続で実施され、争奪戦の参加人数が25〜500人に変更されたほか、テンプラー・クレリックなど6クラスの追加調整が入りました(9/3・9/4臨時メンテナンスまとめ)。
【追記 2026年9月9日】争奪戦は9月9日のアップデートで改編され、グループごとの駐屯地が5個から4個に、進行時間が25分から15分に短縮されました。参加中は飛行力の消耗が50%減り、同じキャラクターを短時間に繰り返し倒したときの貢献度には制限がかかります(9/9アップデートの内容)。本記事の駐屯地の数と時間は9月2日実装時のものです。
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