AION2 コンソール版は「ローンチを準備中」と開発PDが明言|モバイル版は予定なし・コントローラーは対応

AION2 Times default eyecatch (v6 ice) ニュース

海外ゲームメディアのWccftechが9月7日(日本時間9月8日未明)に掲載したgamescom 2026でのNC開発陣へのQ&Aで、開発PDのキム・ナムジュン氏がAION2のコンソール版を「準備中」と述べました。優先はグローバル版(PC)のローンチで、コンソール対応はその後になります。機種名と時期には触れていません。

同じ場で、PCとコンソールのクロスプレイは「現時点では非対応になる見込み」、モバイル版は「予定なし」、DLSS 5は「NVIDIAと作業中」とも語られています。本記事の執筆時点でNC公式サイトにこの内容の告知は出ておらず、単独メディアのインタビューでの発言です。

コンソール版は「開発中」から「ローンチの準備」へ

質問はプレイヤーの需要があればコンソール版はあり得るか、というものでした。キム氏の答えは「実のところ、コンソールでのローンチも準備している。ただし優先はグローバルのローンチで、コンソール対応はその後に続く」です。

当サイトがコンソール版の根拠にしてきたのは、6月26日の公式生放送での「コンソールも準備中」という言及と、7月20日の韓国メディアのインタビューで同氏が「鋭意開発中」と述べた発言でした(→インタビュー詳報)。今回はそこに「ローンチ(発売)」という語が加わり、発売に向けて準備している、という言い方になっています。

一方で、PS5なのかXboxなのか、複数機種なのか、いつ出るのかは一切語られていません。7月のインタビューでPS5を名指ししたのは記者の質問文で、キム氏の回答は機種に触れていません。今回も「コンソール」としか言っておらず、機種を断定できる材料はありません。

クロスプレイは「現時点では非対応の見込み」

PCとコンソールのクロスプレイについて、キム氏は「明確な決定はしていないが、現時点ではPCとコンソールの間でクロスプレイはおそらくサポートされないと考えている」と答えました。理由として、利用のされ方やゲームプレイが異なること、PCとコンソールでローンチの時期が違うことを挙げ、「確定ではないが、別々の運営になるだろう」としています。

発言そのものが「決めていない」「確定ではない」と繰り返しているため、非対応が決まったわけではありません。同じNCSOFTの『Throne and Liberty』のグローバル版がPC・PS5・Xboxのクロスプレイに対応していたことを踏まえると、方針が変わる余地は残っています。

DLSS 5はNVIDIAと作業中

取材した記者が「DLSS 5の当初の発表でAION2が対象タイトルに挙がっていた」として今も予定があるか尋ねたのに対し、キム氏は「すでに取り組んでいる。DLSS 4.5はAION2で稼働済みで、DLSS 5はNVIDIAと共同で準備している」と答えました。

グローバル版が9月30日の開始時点でDLSS 4.5に対応することはNVIDIAが公表済みです(→DLSS 4.5対応の記事)。DLSS 5の実装時期は語られていません。

モバイル版は予定なし、コントローラーは対応

NC側のMerv Lee Kwai氏は、グローバル版について「PCのみ」とし、モバイル版の予定を問われて「残念ながらモバイル版の計画はない」と答えました。日本公式FAQの「PCプラットフォーム専用タイトルとして開発」という記述を、NC側の直接の発言が裏づけた形です(→対応プラットフォーム早見表)。

コントローラー対応については「もちろん対応している」と明言しています。Steam版のパッド対応が完了しているという7月の発言とも一致します。

グローバル版の運営方針で語られたこと

Q&Aではローンチ後の方針も語られています。

  • 開始時の内容: 韓国・台湾版が最初に出したシーズン1を、その後の利便性改善とバランス改善を含めた「修正版」として開始する。韓国には約1年分のコンテンツがあり、新シーズンは韓国では約3か月ごとで、グローバルも同じ間隔になる見込み。ただし実際の配信時期はプレイヤーの進行速度のデータを見て決める
  • 韓国版との差: ローカライズなどの事情から、韓国と同日配信は「不可能ではないが難しい」。グローバル版は韓国版より一定期間遅れる前提で、その幅は「まだ分からない」
  • 韓国ローンチ以降の3つの変更: アイテムの成長が段階ごとに途切れていたのをつなげたこと、多数の利便性機能、日課・週課のコンテンツを最小化したこと。キム氏は「日課や週課のゲート(制限)はない。好きなときに来て好きなだけ遊べる」と説明しています
  • PvP: 開発初期はPvPに重心を置いていたが、韓国・台湾で1年運営したユーザーの傾向を見て、PvPを望まない人を強制しない方針に変えた。参加するかどうかは選べる
  • メンバーシップ: 元は2種類のサブスクリプションだったものをグローバル版で1つに統合し、15ドルに下げた。ファウンダーズパックにメンバーシップが含まれていない点への批判を受けて、パックにメンバーシップを追加した

このうち「日課・週課のゲートはない」という説明は、韓国版で日課・週課として定着しているオードエネルギーの回し方(→日課・週課の回し方)と食い違って読めます。グローバル版の設計方針の説明とみられますが、実際にどうなるかは9月17日からのLaunch Scale Testか、9月30日のアーリーアクセスの実機で確認するまで分かりません。

プレゼンで示された仕様

記事の前半はgamescomでのプレゼンの内容で、当サイトの既報を補強する情報が含まれています。

  • 翼の飛行能力はゲームプレイで手に入れた翼だけが持ち、購入した翼は見た目のみ。見た目用のスキンスロットは別にあり、購入した外見を獲得した翼の上に重ねられる
  • 聖域(10人)は5人ずつ2チームで入り、ミニボスを共闘したあと分かれて別々のボスを倒し、最後に合流する構造。空中戦はPvE・PvPとも完全にサポート
  • 遠征(5人)はマッチング時にクラス要件がなく、全員DPSや全員クレリックの編成も技術的には可能
  • ローンチ時のクラスは8つ、キャラクターカスタマイズは200種類以上、衣装は800点以上、ペットは200種類以上で、ダンジョン内でも騎乗できる

なお同記事はLaunch Scale Testの日程を「9月17日と18日」と書いています。公式案内も冒頭では「9月17日から18日まで」としていますが、スケジュール表では2日目が9月19日4時〜10時です(→LSTの参加条件と制限)。

重要ポイント

  • コンソール版は「ローンチを準備中」で、グローバル版(PC)の後。機種と時期は未発表
  • PCとコンソールのクロスプレイは「現時点では非対応の見込み」。ただし未確定
  • DLSS 5はNVIDIAと作業中。DLSS 4.5は開始時点で対応
  • モバイル版は予定なし。コントローラーは対応
  • NC公式の文書告知はなく、単独メディアのインタビューでの発言

まとめ

PS5をはじめコンソールでAION2を待っている方にとっては、7月の「開発中」から「ローンチを準備中」という言い方に進んだことが今回の収穫です。ただし機種も時期も語られておらず、クロスプレイも決まっていません。公式の発表が出るまでは、まず9月17日からのLaunch Scale TestでPC版を試すのが現実的です。コンソール対応の経緯とよくある質問はPS5・スマホ版は出る?にまとめています。

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